先日、運動会を終えた年長の息子、もん太。
数日後に、こんなことを言い出した。
「金メダルが欲しいけど、、、、意味ないか、、、、」
保育園で、3回目の運動会。年少、年中、年長と毎年恒例でリレー競争がある。
年少はほぼ記憶なし(だろう)、年中は普通にしていいところまで行った、年長は初めて勝ちたいという言葉がでたのだ。
それはそれは、やはり親としてもうれしく「特訓しよう!」となった。
ネットで早速「早く走る方法、子供」と検索し、とにかく簡単に伝える。
でもやるとなると、子供というのは面倒臭さが勝つようで、もともとインドアなもん太は、いまいちやる気がでない。
それでも公園へ行き、やるぞって時に、とりあえずウォーミングアップで、3歳年上の小学生姉のたま子と私で、あの木までって競争をした。
やってしまった。たま子はダッシュする、私も軽く走っても2位だ。もん太は、そのウォーミングアップで、戦意喪失、泣いてしまった。
その後、もう練習はしたくない、どうせだめだと言い、どうなだめても駄目だった。
運動会までの残り少ないころに、帰り道で走って帰るくらいの練習をして、当日に挑んだ。
結果、3位までもらえるメダルに届かなかった。とにかくメダルが欲しいと言っていたが、取れなかった。
泣くまではいかないが、リレー後は、休憩場で寝転がって顔を伏せていた。悔しそうだった。
終わった後は、十分にほめてあげた。
それから1ヶ月弱たったころに「金メダルが欲しいけど、、、、意味ないか、、、、」と。
おそらく運動会でもらえなかったメダルが欲しいけど、何の勝負もなしにもらっても意味がないと思って言ったんだろう。
なんだか切なくなり、じゃあ、勝負しようといった。
もん太が得意な、ゲームで勝負し、勝ったのでメダルあげるとなったのだ。
そこで、軽く金メダルあげる約束をしたものの、金メダルってその辺で売ってない。もよりの百均も2か所まわってもなかった。
ネットでは、400円のメダルに、送料が800円のため、渋る。
まさか、こんなところでつまずくとは。